運転代行とは?
主に飲酒のために自分の車を運転することができなくなったお客様に代わって、お客様の車を運転するサービス業です。 通常はドライバーが2名1組となって、1名がお客様の車にお客様を乗せ、それにもう1名が運転する随伴車が追走し、 お客様を目的地までお届けした後、そのドライバーを随伴車に回収して営業所に戻る、という仕組みです。
昭和50年頃から交通手段が自家用車主体の地方都市を中心に発達し、飲酒運転の根絶を願う社会の要請に応える輸送サービスとして、 いまや市民生活に広く定着している業種です。
- 開業するには、公安委員会の認定が必要です。
- 客車を運転するドライバーは二種免許が必要です。
- 代行業に用いる随伴車にはすべて損害賠償措置を講じておかなければなりません。
- 運転代行事業者は、 「自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律」を遵守することが義務付けられています。
運転代行の仕組み
- 飲酒したお客様に代わり、そのお客様の車を代行業者のドライバーが運転します。
- 代行業者のドライバーが運転するお客様の車に、お客様やそのお連れの方をお乗せして目的地まで運転いたしいます。
- 自社の車(代行車)が必ず随伴いたします。
運転代行の定義
法律では、次の3点のいずれにもあてはまること、と規定しています。
- 飲酒運転等で運転できなくなったお客様に代わって客車を運転する。
- お客様の車にお客様が同乗いたします。
- お客様の車に代行業者の車が随伴する。
随伴車に乗客を乗せる白タク類似行為は、法律で禁止されています。